ぼくが彫刻で学んだことは

動いていること 時間を描くことに強い関心があります 写真は瞬間だし 映像は始まりと終わりがあるけれど 絵画は動いているそのときを描くことができる だから永遠と瞬間を描くことができるのではないかと考えています 見た人の内に動いているイメージが湧き上がるように描き 配置をしました 前後の時間を含んだ画面を作り出すことが ぼくの技術的な研究課題です それは 大学で彫刻から学んだことで 首像を作るときは表情をつけない ポーズも派手な動きのあるものは作らない だからこそ静の中に動を込めて 永遠の時間を生み出すことができるのが具象彫刻の真髄なんだと ぼくは学びました(個人的な解釈です) それを今 絵画に生かしている 大学 予備校で学んだものは全部捨てたつもりだったけれど 体に染みついたものなのかもしれないと会場からの帰り道 東京駅に向かって歩いているときに思いました